2016/03/13

堤香苗さんの講演

土曜日にモチッコを連れて駅前でやっているセミナーに行ってきました。
「自分らしい働き方を考える ~仕事も子育ても笑顔で両立するヒント~」という堤香苗さんの講演。
働くこと、働き方、気持ちの持ち方、今後の自分の指針が堤さんの言葉で救われたり再確認できたり。
産後はとにかく赤ちゃん中心の毎日だったけれど、久しぶりに自分のために時間を使ったなーとなんだかスッキリ。
職場復帰前のいい頭の切り替えになりました。

「毎日の生活の質を上げる」
「目的をもって行動する」
「‘思います’から‘○○します’へ」
どこかで聞いたことがあるようなフレーズだけれど、日々の生活に追われどうしても忘れてしまいがちな言葉たち。
この言葉を自然に意識していけるよう、仕事のこと・家庭のことで何かあったらなるべくメモをとる習慣をつけよう。

この他に心に残ったのは堤さんの体験談。
2人目の子供は2ヶ月半から保育園に預けて働いていた彼女。
ある日、子供のまばたきが多いことに気づき保育園の先生に相談したところ半年前から出ている症状だったそうだ。
「毎日会っている我が子の状態に気づけなかった自分をとても恥ずかしく思った。
意識して行動しないと見えていても見ていないことがある」という言葉にドキッとした。

今は24時間モチッコといっしょで「眠そうだな」「ここ痒いの?」と些細なことでも気がついてあげられている。
でも働き始めると短い家での時間に着替え、授乳、離乳食、お風呂…しなくてはいけないことに追われて子供と向き合う心のゆとりを忘れてしまいそう。

この話の後に「失敗して自分でダメな母親だと思ったって、子供はお母さんが誰よりも好きなんです」と続いた。
セミナー中はオムツを替えたり授乳したり、どうなることかと思ったけれどなんとかなった 笑。
他にもいつも支援センターで会っている育休中の4ヵ月男児ママと3ヵ月男児ママも参加していたので気が楽でした。
持つべきものは境遇が同じママ友!

ママ友ができてから改めて、つくづく女性は共感の生き物だなあと思う。
家で子供と1対1の時に悩んでいたことも支援センターとかで会ったママさんに話すとむちゃくちゃ楽しい。
愛しいはずの我が子との一日がなぜだかとても長く感じて外に出るための赤ちゃんイベントでスケジュールがぎっしりだったり、そのくせ家事をしようとするとたいした事もできず一日が終わったり、トイレも食事も子供のご機嫌次第で平穏な気持ちでできなくなったり、誰もが感じるあるある。
ひとりで考えていると赤ちゃんの睡眠事情ひとつにこの世の終わりみたいに悩んだりする。
でも子育てママさんと話していると笑い話になる不思議。

こんな繋がりもモチッコのおかげで持てたんだなあ…。

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