2015/11/11

出産のこと

赤ちゃんが産まれた日。

自宅安静指示がでたり早産に怯えつつ正産期である37週も過ぎて、
いつ産まれてもOK期間になったので毎日歩きまくっていたらいつの間にか予定日前日に。
アララ、おなかの中が居心地いのかナーなんて思いつつ、
その日の夜9時頃に布団でコロコロしていると今まで前駆陣痛と思っていた痛みと明らかにちがう痛みが。
いよいよ陣痛か!と思って陣痛カウントアプリでチェックすると10~15分間隔。


産院に電話すると「そのくらいの間隔ならもしかすると来ても一度帰っていただくかもしれません」との事。
「赤ちゃんの様子はどうですか?」と訊かれて今日は胎動がめっきり少ないと伝えると
「赤ちゃんが心配なので念のため来てください」と言われたので旦那さんとタクシーを呼ぶ。
陣痛中は腰?の中がズンドコズンドコ痛いけれど1分程度の事なのでまだ余裕アリ。

10時半頃 産院に到着。
なにやら機械をつけて診察。
両親学級で見学した出産ルームはいっぱいだったので手術室のような部屋。
先生や助産師さんは別の部屋でモニターを見ているようで定期的に様子を見に来る。

しばらくして助産師さんから「陣痛がくるたびに赤ちゃんの心拍が弱っている」と伝えられる。
機械に映されるデジタル時計を見ていると陣痛間隔は5分くらい。
痛いし不安だったけれど旦那さんがいて少し安心。
陣痛中は本当に痛くて旦那さんに腰をさすてもらったり助産師さんと呼吸をしたり。
意識がモーローとする中、気がついたら破水していました。

そんな中、助産師さんから「赤ちゃんが本陣痛に耐えられるか心配なのでこのまま緊急帝王切開します」と言われ、旦那さんに何やら説明している。
陣痛間隔はすごく短くなっていて腰のあたりが自分のものじゃないみたい。
陣痛がくるたび痛みが下半身で暴れる。ぐお~!!歯を食いしばる。

気がついたら先生や助産師さんに囲まれていました。
尿管をいれないといけなくて試したけれどこれが激痛でこらえきれずに暴れたら「麻酔後に入れよう」と先生が話す声。
そうして~と思いつつ全身麻酔のためのマスクを装着。
気がついたら意識がなくなっていました。
旦那さんが撮った写真。そうそう、こんなだったなあ。

その後、日にちをまたいで2:13に出産。
出産予定日ぴったりに産まれました。
旦那さんいわく「手術が始まってすぐに産声が聞こえてびっくりしたよ!」との事。

緊急帝王切開だったので赤ちゃんに会えたのは翌日でした。
出産後は意識が朦朧としていて旦那さんと駆けつけてきてくれた母の顔を見てホッとして何か話したりしたけれどほぼ意識がなかった…。
手術の後は全身が寒くて震えたのを覚えています。
まだ麻酔が聞いていたのでただただ人形のように横たわっていたけれど麻酔が切れた翌日からは痛かったー!

産声も聞けなかったしカンガルーケアもできなかったけれど、
無事に産まれてくれたことが一番大切。よかった。



出産後、旦那さんがガラス越しに撮った我が子。
とても小さくて頼りなくて、なにより愛おしい。

その後の入院生活はたいへんだったし、退院後もおっぱいトラブルやらはじめての育児でてんてこまいだったけれど、それはそのうち書けたら書こう~。

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